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ジャクソンの秘密日記
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5月8日9時26分配信 日刊スポーツ


 役所広司(51)の長男の橋本一郎(21)が、映画「俺は、君のためにこそ死ににいく」(新城卓監督、12日公開)で俳優に初挑戦していることが7日、分かった。主演の徳重聡(28)窪塚洋介(27)らと同じ特攻隊員役。橋本は現役大学生。映画の仕事にあこがれているが、俳優、スタッフどちらを目指すのかは未定。同作品のオーディションには、役所の長男であることを明かさず応募していた。
 橋本の出演場面は数シーン。飛行訓練を行う特攻機を移動中のトラック荷台から見上げる場面や、出撃前日に宿舎で遺書をしたためる場面などに登場する。映画撮影に参加したのは今回が初めて。「よい経験をさせていただきました」と話している。
 2年前のオーディションに、役所の長男であることを公表せず応募した。「映画全般に興味があり、スタッフ、俳優双方にあこがれがあります」という橋本は現役大学生。進路は決めていなかったが、特攻基地近くで食堂を営み、特攻隊員から母のように慕われた女性と隊員たちの心の交流を描く実話の映画化に感銘して応募を決意した。
 表情に父の面影を感じさせるが、スラリとしたイメージの父と比べ、がっちりとした体形。しっかりとした受け答えと男らしい風ぼうもあって合格した。役作りのためにほかの若手俳優と同様、丸刈りにして陸上自衛隊協力の訓練にも参加した。
 橋本は映画界での父の活躍を見ながら育った。役所は演技力はもとより、演技に向けるひた向きな姿勢、温厚な人柄などが多くの映画関係者から愛されている。主演映画「うなぎ」がカンヌ映画祭グランプリを獲得、米映画「バベル」の出演など海外にも活躍の場を広げている。橋本が映画界に強い興味を持ったのは自然の流れだったのかもしれない。
 今回の映画出演で学ぶことも多かったという。死と直面する日々を過ごした当時の若者たちを思うと「現代に生きる私たちは、彼らがやりたくてもできなかったことをやれる環境にある」と強く感じた。「恵まれた命を無駄にすることのないように生きていかなければならないと思います」と話している。

住宅ローン

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