【株式市況】9日東京株式、日経平均反発・ほぼ高値引けに近い水準で引ける

5月9日19時30分配信 テクノバーン

 【5月9日 17:00 テクノバーン】９日の東京株式市場は反発。日経平均株価は前日比91円28銭（0.52％）高の１万7748円12銭で取引を終えた。 主力企業の決算発表が出揃うなかで、材料の出尽くし感などから、今日の東京株式市場で日経平均は40円安と下げて始まった。しかし、午前中を通して底堅い取引が続いたこともあり、後場に入ると鉄鋼や非鉄金属を始めとする幅広い銘柄に押し目買いが拡大、指数は大引けにかけて一段高の展開となった。 業種別では海運業や非鉄金属や卸売業など33業種中25業種が上昇。石油石炭製品や電気ガス業や情報通信業など8業種が下落。騰落数では値上がり銘柄数は874、値下がりは銘柄数は710、変わらずは146銘柄となった。 今週末には株価指数オプション５月物の特別清算指数（ＳＱ）などのイベントも控えているものの、米国株に比べて割安感が広がっている日本株が、ＳＱで大きく売り越しとなると見込む向きは少なく、調整の一巡感などから実需の買いを入れる向きも広がりつつあるようだ。 東証１部出来高も24億4497万株と膨らんだ。売買代金も３兆2265億円と約１ヶ月半ぶりの大商いとなった。

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